ソースというのはホームページの内容を表すプログラムです。プログラムと言っても、ホームページの場合は「タグ」と呼ばれる< >で囲った部分(HTML言語)を多く持つテキスト形式の文章から成り立つもので、C言語などの論理式・数式を主体とするプログラムとは随分雰囲気の違うものです。そしてホームページの場合、「ソースを書く」=「ホームページを作る」という意味になります。
「悪意あるプログラムが実行される」とは、このテキストで書かれたソースをブラウザ(ホームページ閲覧ソフト)で見ることにより発生します。けれども、そのソースをブラウザを使わずにWindows標準の「メモ帳」などを使い、テキストの文章として見る限りは、ほとんどそのような問題が起こりません。ゆえに怪しいホームページを覗く際には、まずソースを見て問題のあるプログラムがないかなどを確認することが出来るのです。
一般にホームページのソースは「http://」の前に「view-source:」をつけることで見ることが出来ます。スパムの場合、ありがちなのは
などがあります。そのような場合にはジャンプ先や、リンク先のネット業者に苦情を言うことが必要なときもあるでしょう。
ただしソースの表す内容がどういう風になっていれば「怪しいか」はある程度HTML言語を知っていなければなりません。けれども前述のようにHTML言語は他のプログラム言語とかなり違い、難しいものではない(技術系の感覚だとこれを本当にプログラムというのかいまいちピンとこないのですが....)ですので、一度学んでみるのも良いかもしれません。
なおソースを見る際にテキストを見るための「メモ帳」などのソフトが起動しますが、それはほとんどセキュリティ上、問題になることはありません。