spamであるのに振り分けされなかった場合、それは下記の両者を満たしています。
振り分けされなかった場合には是非、そのメールをspam登録・spam学習して下さい。両者は一回の操作で出来るようになっています。
あなたがspam登録を行うことにより、その後に同じサーバ発のspamを受け取る他ユーザの所ではspamとしての判定が可能になります。あるいは、あなた自身が再び同じサーバからspamを受け取った場合にフィルタリング出来る可能性があります。
また、spam学習を行うことにより、たとえ発信サーバがブラックリストに入っていないspamメールでも、内容からspamと判断することが出来る可能性を高めることが出来ます。
spam登録・学習ではマウスジェスチャーを利用すると大変便利です。それに関しては参考解説「マウスジェスチャーについて」を参照して下さい。
以下はマウスジェスチャーを使わずに通常のメニューからspam登録を行う方法を解説します。
なお、
プラグインの設定−「高度な設定」タブ−SpamFilter関係の設定
で「Spam登録時のダイアログを減らす」をチェックしている場合、以下で説明するダイアログは出てきません。
2.1 登録したいspamを
メッセージビューで閲覧し、その上で右クリックします。出てくるメニューに
「spamメールとして登録&学習する」
がありますのでそれを選択して下さい(下図参照)。
2.2 登録(申請)するIPアドレスを確認するメッセージが出ますので、「はい」を押して下さい(下図参照)。
2.3 申請受付のメッセージが出て申請は終了です。同時にspam学習も行います(下図参照)。
2番と同じ動作はリストビューの右クリックからも可能です。リストビュー上でメールを選び、その上で右クリックします。その中の
「spamメールとして登録&学習する」
を選びます(下図参照)。
あとは同上です。
このページでは「spam登録」と書きましたが、実際には、登録手続きをした場合にそのメールの情報(すなわちIPアドレス)が必ずブラックリストに入るとは限りません。そのあたりの仕組みについては松永香澄解説「spamフィルタの仕組み」(オンライン解説)を参考にして下さい。
また、実際にブラックリストに入ったかの確認方法については手順解説「spam登録されているかを確認する」を参照して下さい。
なお、ベイジアンフィルタの為の「spam学習」は基本的に必ずデータベースに反映されます。