プラグインの設定「高度な設定」タブ 1_SpamFilter関係の設定

−SpamFilter関係の設定−

(□チェックボックス)SpamがHitしたらサウンドを鳴らす。
 spamフィルタリングが行われた際にサウンドが鳴り、ユーザが分かるようにします。

(□チェックボックス)Spam登録時にごみ箱等に移動させない。
 標準の設定では、spam登録&学習を行うと、そのメールは「設定」タブの「Spam該当メールの処置」で設定した場所に移動します。たとえば特定のフォルダ「A」にspamが振り分けられるようにしていた場合、振り分けされなかったメールのspam登録&学習を行うと、登録を行ったことによって、そのメールは特定のフォルダ「A」へ移動します。ここでの設定をチェックすると、メールをspam登録&学習を行ってもそのメールは移動しません。

(□チェックボックス)Spam登録時登録チェックも行う。
 本システムでのspam登録というのは、実質上、spam登録「申請」にしか過ぎませんので実際に登録されるかは分かりません。自分のspam登録申請したメールがspamリストに入ったかどうかは「spam登録調査」で確認できます。(参考→手順解説「spam登録状況を確認する」)
 ここの設定でチェックをすると、spam登録後、続けてspam登録状況調査も行うように出来ます。なお、その登録状況画面の見方は松永香澄解説「Cache DB チェッカの見方」(オンライン解説)を参考にして下さい。

(□チェックボックス)Spam登録時のダイアログを減らす。
   
(□チェックボックス)更に減らす
 spam登録を頻繁に行って下さる場合、確認画面(ダイアログ)が出てくるのは面倒だと思いますので、ここにチェックをなさって下さい。spam登録の際にダイアログを減らすことが出来ます。一番少なくしたい場合には「更に減らす」にチェックして下さい。

(□チェックボックス)SpamHit時にフォルダに移動させない。
 この項目にチェックをしていると、当プラグインによるspam判定は行っても、それに基づいてのフォルダ振り分けを行いません。「設定」タブの「フォルダ選択」で受信箱(実際の画面では「!!!!Inbox」)を指定した場合と同様になります。
 BkASPilではBecky標準のフィルタリングマネージャとは別に振り分け動作を行う機能を持っていますが、その機能を利用せず、BkASPilのspam判定機能のみを使いたい場合などにこの設定を利用します。この設定項目と、フィルタリングマネージャのルール別タイミング設定を利用することで各種の仕様を実現できますので、下記のページを参照して下さい。
参考:「フィルタリングマネージャのルール別『タイミング』設定の活用について」 

(□チェックボックス)Spam登録時にすぐに送信しない。(キャッシュする)
 この項目はspam登録時に動作が重くなることに関して調整するための設定です。
 spam登録を行うと一時的にCPU能力を消費し、さらにはネットワークにアクセスするため、環境によってはパソコンの動作が一旦停止する、重くなるなどの現象が発生することがあります。特に複数のメールを順次登録していく場合などはそれらが積み重なってなかなか登録がはかどらない場合があります。
 それらの現象が気になる場合にはこの項目にチェックをしてください。これにチェックをすると、登録操作をしても実際には直ぐに登録手続きが行われず、一定数のIPアドレスが蓄えられてから登録手続きを行うようになるため、登録操作時の動作がスムーズなる可能性があります。

(□チェックボックス)Bayesヒット時にIPをバックグラウンドで送信する
 この項目ではベイジアンフィルタ方式でspam判定を受けたメールを、自動的にspam登録させることが出来ます。
 「スパムフィルタの概要」で書いているように、当プラグインではブラックリスト参照方式spamと判定されたメールは自動でベイジアン方式のためのデータベース構築に利用されます(「自動学習」)。ここでの設定項目はそれとは逆に、ベイジアンフィルタ方式によって皆様のところでspamと判定されたメールをブラックリスト参照方式の共有データベースに反映すべく、自動登録が行われるようにして頂くためのものです。
 御使用のパソコンのスペックが低かったり、ネットワーク環境が十分でない(ナローバンドとか)などの場合には、パソコンの動作が重くなったり、一時的に止まったする場合がありますので、環境が許す場合のみチェックして登録に御協力下さい。
 なおベイジアンフィルタ方式でspamと判定されるメールが多い場合、一通毎に通常のspam登録が行われるとパソコンの動作に大きな影響があるため、前項の「Spam登録時にすぐに送信しない」がチェックされている場合のみ、選択することが出来ます。

(□チェックボックス)X-Spam-Flag:Yesがある場合、フィルターを通さない
 他のフィルタリングツールでspam判定されたメールを、当プラグインで判定する必要がない場合、この項目にチェックをして下さい。


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